2月1日、ホテルモントレ札幌で開かれた2020年日中友好新年交流会(北海道日中友好協会、札幌日中友好協会主催)。来賓、道内各地の会員ら120人が参加する中、浦本元人北海道副知事、吉岡亨札幌市副市長が祝辞を述べ、新型コロナウイルスの鎮静化を願うとともに、さらなる日中友好の絆を強める集いとなりました。
青木雅典北海道日中友好協会会長、孫振勇中華人民共和国駐札幌総領事館総領事の挨拶の後、浦本副知事は「2019年は中国建国70周年、北海道においては王岐山国家副主席はじめ多くの要人の来道が相次ぎました。6月には北海道と友好提携している黒竜江省に行ってまいりまして、哈爾濱国際貿易商談会にブースを出展し、有意義な意見交換をさせていただき、33年間受け継がれてきた友好の絆を実感しました。今年、四川省成都と新千歳空港にも航空路線が開通され大変うれしく思っています」と祝辞を述べました。
吉岡副市長は「札幌市が提唱した世界冬の都市会議は中国から9都市と増え、今年は瀋陽市との友好40周年記念の年。東京オリオンピックのマラソン、競歩では中国、日本の選手が頑張りますよう道路整備を進めていきます。過ぎない嵐はない、朝のこない夜はないと言います。中国は私どもにとって大変大切な国。中国が一日も早く元気を取り戻せるよう力を合わせていきたい」とウイルス感染の早期終息を願っていました。
また、青木会長の発案で急きょ、中国への募金の呼びかけがあり、参加者から多くの善意が寄せられました。
【写真説明】新年交流会に臨んだ(左から)青木会長、孫総領事、浦本副知事ら