2016年度「全道中国語スピーチコンテスト北海道大会」
■開催内容 種目内容 ② 朗読の部 : 中国語文の朗読(主催者で用意した課題文を発表する。 ※ 課題文については「中学生・高校生の部」、「大学生・大学院生の部」 「一般の部」の部門ごとに、それぞれの課題文 ③ 弁論の部 : 中国語による弁論(生活体験、見聞、意見などテーマは自由)
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北海道日中友好協会主催の中国語スピーチコンテスト北海道大会が10月23日(日)、札幌のかでる2・7(中央区北2西7)で開かれ、朗読、暗誦、弁論の各部門に計22人がノミネートし、この日は欠席した3人を除く19人が日ごろの学習の成果を発表しました。 このコンテストは毎年1回開かれ、今年で34回目。北海道国際交流・協力総合センター、札幌国際プラザ、札幌姉妹都市協会、札幌日中友好協会が共催。審査委員長は札幌大学孔子学院の高瀬奈津子副学院長、審査委員は中華人民共和国駐札幌総領事館の張毅領事と北海道札幌丘珠高校の佐藤英三子教諭。 北海道日中友好協会の坪谷久美子副会長のあいさつに続き、張領事がコンテスト出場者を激励し「中日両国民の相互理解に努力を」と呼び掛けました。 続いて高瀬審査委員長が①中国語の運用が正確であるか②発音、イントネーションが正確かつ流暢であるか③内容がテーマに沿っているか、スピーチとして構成と論旨が適切であるか④内容が理解され咀嚼されているか―の審査基準を解説しました。 出場者の顔ぶれは高校生や主婦、学生と多彩で釧路や旭川、函館からも参加しました。1人5分以内が条件で、朗読、暗誦、弁論の順に1人1人名前が呼ばれて登壇、全員「ダージャー、ハオ」(皆さん、こんにちは)からスピーチが始まりました。会場には出場の高校、大学の先生や友人、家族が見守り、熱い声援を送りました。 審査結果は朗読の部で「自相矛楯」をテーマに朗々と話した函館市の主婦滝田裕子(たきた・ゆうこ)さんが優勝。暗誦の部では漢詩を交えて「未来を信じる」をテーマに話した札幌・北海商科大学の三塚夕貴(みつか・ゆき)さんが優勝。弁論の部では、よどみない中国語で聞き手をうならせた札幌大学中国語専攻の石田誠(いしだ・まこと)さんが栄冠を手にしました。石田さんは2017年1月に東京で開催される全国大会出場の権利を得ました。 最後に挨拶に立った北海道日中友好協会の古本英之理事長は、多くの参加者の努力をたたえ「35回目となる来年のコンクールにも語学をさらに磨いて参加してください」と呼び掛けました。 (写真説明)弁論の部優勝者の石田誠さん。堂々としたスピーチの合間に、日本の童謡「里の秋」を中国で朗々と歌った |
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